シャンパーニュ地方について。

はじめに

こんにちは。

経堂駅徒歩5分本町通り沿いにあるワインバー

Le Petit Paradis オーナーソムリエールの小沼 純子です!

今日は、シャンパーニュについて書いていこうと思います。

 

シュワシュワしているのを見るだけで、

幸せな気分になれるのは私だけでしょうか!?

この記事を読んで、

少しでもシャンパーニュについて知っていただけたら嬉しいです。

 

フランスのどこにあるの?

まず、シャンパーニュ地方は

中心地パリから北東へ約150kmほど行ったところにあります。

(東京から北東へ150kmというと、茨城県日立市ぐらい・・・?)

 

およそ3万ヘクタールにおよぶワイン産地です。

石灰質土壌で、主にシャルドネピノノワールピノムニエが植えられています。

 

3つの代表的な地区

モンターニュ・ド・ランス Montagne de Reims

有名なシャンパンメゾン:ヴーヴ・クリコ、クリュッグ、テタンジェ、ルイ・ロデレールなど

 

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ Vallee de la Marne

有名なシャンパンメゾン:モエシャンドン、ローランペリエ、ボランジェ、アンリ・ジローなど

 

コート・デ・ブラン Cote des Blancs

有名なシャンパンメゾン:サロン(ドゥラモット)、ニコラ・フィアット、パイパー・エドシックなど

 

 

発泡性ワインすべてがシャンパンではない!

発泡性ワイン=シャンパンと思っている方もいるかもしれませんが、

シャンパンと名乗れるのは、シャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインのみです。

 

フランスで造られていても、産地や製法によって呼び名は変わります。

総称ではヴァン・ムスー(英語ではスパークリングワイン)

クレマンや、ペティアン、ブランケットなどなど・・・

 

横文字ばかりでいろいろと覚えるのは大変ですが、

とにかく、

シャンパーニュはシャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインだけを指しますので、

そこだけは覚えておいてくださいね。

 

 

どうやって造られるの?

簡単に言ってしまうと、

ブドウを搾って一次発酵をさせ、

酵母と糖を混ぜた「リケール・ド・ティラージュ」を加え、

瓶詰して二次発酵させます。

 

そうすると、酵母が糖(エサ)を食べてアルコールと炭酸ガスに分解されるので、

瓶の中にシュワシュワが閉じ込められるということです。

 

 

細かい工程はいろいろありますので、詳しく知りたい方はこちらへ。

(引用元:フィラディス ワインクラブ)

 

 

Brutってどういう意味?

シャンパンのエチケット(ラベル)にはよく「Brut(ブリュット)」と書かれています。

これは一体どういう意味なのかわかりますか?

 

正解は・・・

「辛口」です。

 

他には、「Extra Brut(エクストラブリュット)」や「Sec(セック)

などの表現があります。

これらは、糖分含有量によって異なります。

 

1Lに対して、糖分が0~12g未満であれば、Brutという表記ができます。

ちなみにExtra Brutは、1Lに対して糖分が0~6g未満

つまり、Extra BrutでもBrutという表記がされることもあるということです。

 

なんだか頭が混乱してきますよね。

だから、一言でBrutといっても、メーカーによってどれくらい辛口なのかは、

テクニカルノート(輸入元が提示する分析表のようなもの)を見ないと、

正直わかりません。

 

それではどうやって自分の好みのシャンパンを見つければいいの!?となりますよね。

いろいろ飲んでみないとわからないのは確かですが、

腐っても鯛・・・ではなく、

シャンパンは高くても安くても品質が保証されているシャンパンなので、

まずは、予算からジャケ買いしてみるのもアリだと思います。

 

もしくは、詳しい方におすすめを聞いてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

まとめ

シャンパンは、モエシャンドンのような有名な大手メゾンだけでなく、

家族経営の小さな造り手もたくさんいます。

 

辛口もあれば、甘口もある。

 

使用しているブドウの種類によっても味わいは様々です。

 

数ある中からお気に入りのシャンパンを探すのはとても長い道のりです。

 

そこで、私のイチオシのシャンパンをご紹介いたします! 

もしよろしければ、飲んでみてくださいね。

 

de Canteneur Brut(ドゥ カントナール ブリュット)

価格:6,600円(税別)

ブドウ品種:シャルドネ60% / ピノ・ノワール30% / ピノ・ムニエ10%

残糖分(ドザージュ):7g/1L

味わい:ほんのり蜂蜜のような甘味と、キリっとした酸味が絶妙なバランスです。

 

ほどよく辛口なので、このシャンパンを基準に自分の好みがわかるかもしれません。

そして、私はこのシャンパンの開栓後3日目の味わいが好きです。

泡立ちはもちろん優しくなりますが、より美味しくなります!!

だまされたと思って、試してみてください!!

ご購入は、こちらのサイトから↓↓↓

 

世田谷区経堂のワインバーならル プティ パラディ